東京調理製菓専門学校(東京・新宿)調理師・パティシエ・ブーランジェへの第一歩

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【クラブ活動】キユーピータマゴ㈱飯能工場に見学に行きました🥚

本校では、産学コラボ研究会という東京調理製菓専門学校と系列校の東京栄養食糧専門学校の学生が食に携わる様々な企業との活動を通し、知識・経験を積む研究会です✨

 

2024年8月29日産学コラボの学生と飯能市にあるキユーピータマゴ(株)飯能工場に行ってきました!

キューピーといえばマヨネーズですが、こちらは卵を主として扱う工場です。

工場見学スタート!

原料受入れから、液卵パッキングまでの工程を見学しました。

サルモネラ菌や黄色ブドウ球菌が殺菌される温度は全卵で60℃、卵黄で61℃、卵白で56℃ということ、その知識を用いて工場ではどのように殺菌処理しているかなど食を扱う調理師・パティシエに必要不可欠な衛生面についての知識も再確認✨

ちなみに、、キューピーでは割卵後の卵は、60℃で3分半の加熱殺菌し、その後5℃に冷却しているそうです👀

 

🥚たまごの資料館

たまごについての知識を身につけることができるエリア。日本人の年間の消費量や卵の種類、飼料などについても知識を得ました!

 

🏆液卵VS人力での割卵

徹底した衛生管理のもとでできた液卵ですが、どれくらい便利なのか体感するため、実際に生卵を割卵する時間と、キユーピーさんの商品の液卵、どちらが早く使用できる液卵状態になるか(液卵は袋を切るだけ、、、🤣)競いました👀

 

🍴加工卵製品/カスタードの食べ比べ

4種類の液卵で作ったカスタードクリームを食べ比べました😋

卵は餌の種類により卵黄の色や味・香りが変化し、日本では魚粉を混ぜることが多いため外国人にとっては生臭く感じることがあるそうです。

そこで、開発されたのが以下の3つ。

殻類を中心として与えられ、香りを抑えコクを感じる味わいで製菓向けの「エグロイヤル」、

餌に米を混ぜることにより黄身の色を抑え加熱すると真っ白になる「ピュアホワイト」、

厳選した卵から製造した卵黄液に20%加糖し、卵黄の甘みやコクが強い「プレシャスエッグ」

こちらの3種類と通常の卵の4種類のカスタードを食べ比べました✨

①通常の卵:卵独特の風味
②プレシャスエッグ:卵の甘みやコクを出したい時に
③エグロイヤル:卵独特のクセを抜いたすっきりとした味わい
④ピュアホワイト:味はコクがあるが、色は白い。黄色味をだしたくない時にオススメ。

 

参加学生の感想🎤

普段から当たり前に食べている卵ですが、知らないことが多かったと思いました。加熱すると白くなる卵のことや、卵の食中毒は2パータンある(殻の外に菌がついている場合と、中身に菌が入っている場合)ということも知りました。将来調理師になるので素材のことをもっと知っていきたいです。

私たちのような調理・製菓をする人達には画期的な商品があり、栄養価もあり衛生面でも安全に使用できるものなので、今後の更なる発展にも期待したいです。

産学コラボ研究会は他にも様々な活動をしています♪

  

産学コラボ以外にも様々なクラブ活動があります♪